盛岡大学・盛岡大学短期大学部

教員養成サポートセンターについてTEACHER EDUCATION SUPPORT CENTER

教員養成サポートセンター
について

盛岡大学は、過去35年間にのべ3,294名の教員採用試験合格者を出し、「教師になるなら盛岡大学!」と言われるほど、教員養成に定評があります。教員養成サポートセンターは、盛岡大学の教員養成力のさらなる向上をめざして、平成21年4月に開設されました。

活動概要

教員養成サポートセンターは、「教員養成サポート」「教員採用試験対策」「卒業生を中心とした教員サポート」を3つの柱として活動しています。
在学中だけではなく、卒業生とも長いお付き合いをするのが盛岡大学の大きな特徴です。教員採用試験に再挑戦する卒業生も教員採用試験対策特別講座や個別相談・指導を受けることができますし、在学生と一緒に受験自治体別自主勉強会に参加している人もいます。そして、教員になってからも大学を訪れて後輩たちにアドバイスをしてくれたり、現場で行き詰まった時には経験豊富な教員養成サポートセンター専門委員会の教員や相談員にアドバイスを受けたりするなど、交流が続きます。在学中から卒業後まで、教員になりたい人、教員になった人のサポートを教員養成サポートセンターは続けています。

教員養成プロジェクト
(文学部児童教育学科)

平成17年度に、実践力のある教員を育てるプロジェクト「教育コミュニティによる実践力の養成と評価~異学年クラスと教育拠点校との連携~」が、文部科学省の教員養成GPに選定されました。このプロジェクトは現在も文学部児童教育学科における教員養成の中核を担っています。

プログラムの第一は教育拠点校実習です。1年生から近隣小学校で教育ボランティアを行う機会があり、教育現場での実践経験を積み重ねていきます。第二には、「授業コンテスト」と「テーマ劇コンテスト」に隔年で挑戦します。異学年クラスで上級生と下級生が一緒になってこれらのプログラムに取り組み、共に学び合いながら「授業実践力」と「対人関係能力」を高めていきます。

教育コミュニティ 学力低下、学修意欲の低下、不登校、学級崩壊など諸問題を解決しうる「実践的指導力」の向上

教員養成サポートセンター
組織

組織

教員養成サポートセンターでは、教員養成サポートセンター専門委員会(教員13名)と事務室(所長・副所長・事務職員4名・相談員3名)とが連携を取りながら、教員養成や教員採用試験対策に取り組んでいます。

進路、教員採用試験対策に関すること、教育ボランティアに関することなど、わからないことや困ったことがあったら気軽に教員養成サポートセンターに来てください。

教員養成サポートセンターの様子

小・中学校や高等学校の校長・教員経験者で、教職に関する豊富な知識と経験をもつ相談員3名が、個別あるいはグループ単位での教員採用試験の学習相談・指導もしています。1回30分の予約制で、朝から夕方までたくさんの学生が教員養成サポートセンター相談室を訪れています。

教員養成サポートセンターの様子

教員養成サポートセンター専門委員会

クリックで詳細なプロフィールがご覧いただけます。

教員養成サポートセンター事務室

所長

山形 守平

副所長

石川 悟司

事務室長

三浦 真紀子

事務職員・教職課程課

三浦 真紀子/西舘 智美

事務職員・教職対策支援課

吉田 宏江/高橋 美春

相談員

阿部 あずさ

小学校全科・面接・集団討論・模擬授業などを担当

相談員

安藤 剛

論作文・面接・集団討論・模擬授業などを担当

相談員

村上 淳哉

数学・理科・面接・集団討論・模擬授業などを担当

開室時間
8:30-12:30
13:30-17:00
(土・日・祝日、お盆休みおよび年末・年始休業日は閉室)
場所
教職課程課:大学A校舎管理棟1階学生部並び
教職支援対策課:大学D校舎(スチューデントホール)2階

教員養成の目標及び該当目標を達成するための
計画に関すること

(1) 教員の養成の目標

「建学の精神(キリスト教精神)をもって、地域社会の福祉に貢献する有為な教員、地域の人々の幸福のために尽くす精神を持った教員の養成」、これが盛岡大学の教員養成の理念です。そして、「教員としての専門性を身につけ、広い視野と高い識見を養い、文化の向上と社会の福祉に貢献する教員の養成」を目的としています。また、具体的には、「教員としての使命感、教育的愛情、教科や教職に関する専門的知識、実践的指導力、コミュニケーション能力等の総合的人間力、キャリアステージに応じた資質能力を高める自律性、情報を収集・選択・活用する能力や深く知識を構造化する力、学校を取り巻く新たな教育課題に対応できる力量等、これからの教員に求められる資質・能力の基盤となる力を備えた教員の養成」を目標としています。

文学部

英語文化学科

英語文化学科は、英語および英語教育についての専門知識、実践的なコミュニケーション能力を有するとともに、世界の多様な価値観を理解しながら、主体的に行動し、よりよい社会の実現に寄与する力を備えた英語科教員の養成を目標としています。

  • 英語圏の言語・文化についての専門的知識と幅広い国際教養を備え、実践的な英語コミュニケーション能力を有する教員を養成します。
  • 留学等の体験から世界の多様性を理解するとともに、自律的な思考力と判断力を持ち、自分の意思を的確に表現し、行動する力を有する教員を養成します。
  • 他者への共感的な考え方を身につけるとともに、主体的に人々と協働し、よりよい国際社会・地域社会の実現に寄与する教員を養成します。
日本文学科

日本文学科では、「話すこと・聞くこと・書くこと・読むこと」を主とした言語の教育としての立場を一層重視し、言語文化に対する関心を深め、国語を尊重してその向上を図る態度を育成するとともに、教員に必要な資質と能力を備えた国語科及び芸術科(書道)教員の養成を目標としています。(※使命感・責任感・教科指導の専門性・教育的愛情・豊かな人間性など)

社会文化学科

社会文化学科では、国際社会に対応できる幅広い知識と深い専門性をもち、奉仕の精神を基礎とし、実践力を身に着けた教養あるよき社会科教員の養成を目標としています。具体的には、

  • 地理・歴史・公民の3分野にわたる広い知識と得意分野を持つ社会科教員を養成します
  • 多様な情報通信機器を駆使しつつ課題解決的な授業を実践できる社会科教員を養成します。
  • 異なる価値観をもつ生徒の思いを理解し受け止めながら、主体的に授業を実践できる社会科教員を養成します。
児童教育学科

「建学の精神(キリスト教精神)をもって、地域社会の福祉に貢献する有為な教員、地域の人々の幸福のために尽くす精神を持った教員の養成」、これが盛岡大学の教員養成の理念です。そして、「教員としての専門性を身につけ、広い視野と高い識見を養い、文化の向上と社会の福祉に貢献する教員の養成」を目的としています。また、具体的には、「教員としての使命感、教育的愛情、教科や教職に関する専門的知識、実践的指導力、コミュニケーション能力等の総合的人間力、キャリアステージに応じた資質能力を高める自律性、情報を収集・選択・活用する能力や深く知識を構造化する力、学校を取り巻く新たな教育課題に対応できる力量等、これからの教員に求められる資質・能力の基盤となる力を備えた教員の養成」を目標としています。

栄養科学部

栄養科学科

健全な食生活のためには子どもの時代から質の高い食育を授けることが大切です。栄養教諭の役割は児童生徒に栄養の正しい知識と自己管理能力を伝えることです。本学科の目指す栄養教諭像は

①栄養の知識と仕組み
②児童生徒の心とかかわり方
について十分理解していることです。この力を身につけるために教養教育科目、栄養の専門科目、教職科目の領域を横断したカリキュラムを用意し、実践力重視の指導に取り組んでいます。
本学における教育が栄養教諭としての資質を涵養し、地域の人々の幸福のために健康維持と向上に貢献する気持ちを通して、建学の精神である「愛と奉仕」の心を次世代に伝えることのできる栄養教諭の育成を目指していきます。

(2) 当該目標を達成するための計画

まず、「教員になりたい」という強い願いを持って入学してくる学生のモチベーションを持続させ、学生が主体的な学びを継続できるように教職課程の履修とその支援体制を計画しています。教員や相談員との面談により、「目標設定→学修成果の振り返り→目標再設定」と学生が主体的な学びを継続できるよう適切なアドバイスや支援を行います。また、質の高い教員養成のために、1年次から4年次まで一貫した、教職課程の履修とその支援計画を構築し、全学的な協力・指導体制をもって取り組んでいます。

盛岡大学の教職課程の履修とその支援計画

盛岡大学の教職課程の履修とその支援計画