カモーソン大学との交流

2011年度の記録

盛岡大学・盛岡大学短期大学部とカナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリア市にあるカモーソンカレッジとは1987年9月に学校法人盛岡大学(当時生活学園)が姉妹校協定を締結して以来、様々な交流を続けてきました。その中のひとつの事業が盛岡大学における交換派遣留学生制度です。この制度に則り、これまで大勢の両大学の学生がそれぞれの地で学び、生活してきました。

このページでは現在カモーソンカレッジに2011年度の交換派遣留学生として留学中の2人の学生から送られた日々のレポートを紹介していきます。(記事の月日が前後する部分もありますが、記事到着順で掲載しているものです。ご了承ください。)

     

4月 菊地 耕太郎

こんにちは!菊池 耕太郎です。忙しくしている間に、日本への帰国の時期となっていました。各時期に日記の断片はあったのですが、投稿まで追いつけずにいました。申しわけありません。最後だけでもビシッと決めたいと思います。

さて最後の日記は留学生活後半の自分の変化について主に述べたいと思います。さて、後半で掲げた目標は"自分の可能性に最大限挑戦"。二つの学期を通して 大学内で必死で培った土台を活かすべく、自分ができる限りのチャレンジを試みました。全てが自分の未来、例えば英語の先生になる、ということだけ考えていたら良い活動かは分かりませんが、自分の心に従うまま行動したかったというのが心境でした。結果自分の可能性や新しい視点に気づくことができた最後の学期となりました。これから例を取り上げていきます。

まずは、学校の話から。英語のクラスはレギュラークラスの092(Reading &Writing)、074(Listening & Speaking)に加え、発音と文法のクラスも受けました。これらのクラスは自分の英語力アップに極めて効果的だったと思います。そして最後の冬のセメスターからは、英語のクラスのレベルが上がったので英語のクラスだけでなく、一般クラスも少し取れるようになりました。そこで私は、前々から興味を抱いていた韓国語のクラスを新たに選択しました。以前から韓国の友達とLanguage Exchange をしていたこともあり、授業には割りとすっと入る事ができました。クラスはアジア人からカナダ人までいて、クラス内容は宿題の量、テスト、ロールプレイ…とハードだったのにも関わらず、皆韓国語に熱心な人ばかりでした。授業では韓国語を喋りたがり、良い環境だなと思いました。そして、授業ではカナダ人を意識した英語を通して韓国語を習えるので、自分にとっては英語力アップを重ねて一石二鳥でした。友達とのLanguage Exchangeも含め韓国語を学習し始めて思ったのは、英語を学習すれば、韓国語も効果的に習えるということ。日本語より英語を話せる韓国人の方が多いはずですからね。韓国語学習の時間は、世界共通語である英語の力を再確認した時間でもありました。

続いてはボランティアの話。冬のセメスターは数々のボランティアへ参加しました。ボランティアのきっかけは、新たに冬のセメスターから取り始めた074 Speaking & Listening英語クラスの課題からでした。ビクトリアはとてもボランティアが盛んな場所で、多くの人々がボランティアに好んで参加している様子が見受けられました。自分が参加したボランティアはFilm Festival 、Tea Festival、Wine Festivalと主にイベントフェスティバルの補助を担当しました。特にも、Wine Festivalの際はバンクーバーに行き、知り合いが全くいない環境でボランティアをしました。一人で何でもするということで、良いチャレンジになったと思います。どのボランティアも流暢な英語が必須で、これらのボランティアの経験あたりから自分の英語スキルは一段と上がったように思います。やはり英語は使って上手くなります。また、自分が海外のイベントの一部として役に立っているのだと思うと、うれしさを隠し切れませんでした。また、様々なバックグラウンドがある他のボランティア達の一期一会の出会いもかけがえのない思い出となりました。

また個人の趣味の話にはなりますが、今セメスターはカモーソンの行事でのパフォーマンスだけでなく、毎週木曜日夜あるビクトリアのカフェでの"オープンマイク"というカフェのイベント(店主のマイクという名前を文字ってます)に自主的に参加しました。友達のホストファミリーの紹介があって始めたもので、初めてそのイベントを訪れた時、「純粋に楽しい!」という気持ちで始めたものでした。プロからアマまで音楽が好きなら誰でも歓迎、他人が演奏してても色んな楽器がサポートで聞こえる、聴くときは皆話を止めて聞き入るように促す?自由なところでもあり、その中にちゃんとした音楽の精神が詰まった場所でした。自分の音楽に対する気持ちとして、良い環境だなと思いました。そこで演奏させていただく機会をもらったのですが、アジア人は自分達だけということで当初は緊張しました。しかし、勉強の合間を縫ってぎりぎりの演奏ではあったものの、「インターナショナルな風をありがとう!」などと反応も上々で、支えてくれた友達共々本当にいい経験・思い出になりました。

上記は一例になりますが、英語をほどほど使えるようになった後期は、こんなに世界が広がりました!「望めば道は開ける」、とそう自信が持てました。自分が積極的になることからやはり全てが始まります。

この一年間の留学を通してはっきり感じるのは、自分の物の見方が180度変わったといことだと思います。例えば、友達が増えていくにつれその人が住む国に対する偏見が消えました。人自身を国としてみることはなくなったなと思います。日本で住んでいた時、中国、中東など聞くと、ただ「怖い」といったメディアを通した偏見のイメージを抱いていました。そういった真実は実際あるのかもしれません。しかし、よくよく実際であって英語でコミュニケーションをとれば何ら変わりもない友達です。(様々な個性はありますが…)こういうことを経験すると、所詮自分が日本で見ていたものは表面でしかない狭いものだったんだなと思います。いつも操作されない心というものは日常的に持っていたいものだなと思います。

また、国際交流の難しさも学びました。自分はずっと留学中どうすれば色んな国が混ざった環境の中で皆と対等でいるにはどうすればいいかということを思っていました。結論はやはり「いつも英語で喋ることを心がける」ということ。自分が海外で認められるためには一番重要でした。留学すれば当たり前だ!と思うかもしれませんが、実際行動に移そうと思うと難しいものです。例えば、同じ国の人が集まればその国の母国語を使ったグループができてしまいます。そうすると、確実に他の国の人からの「何を話しているんだろう。」といった不安感を煽ります。そんなに秘密にしたいことなのかと。中国の友達も彼らが母国語を使ってしまうことを嘆いていました。それでは違う国の間でのコミュニケーションは成り立つはずがありません。例え日本人通しであっても、外国の友達がそこにいて聞いていれば母国語はなるべく避けるべきです。その国の言語を勉強しているのなら意味は違いますが、郷に入ったら郷に従えというルールはコミュニケーションの上では大切だと思います。オーバーな例になるかもしれませんが、友達はバスに乗っていて母国語を使っていたところ、「英語を使いなさい」と怒られたようです。それを聞いてから、英語は決して上手くなかろうとも、英語を話す態度でしっかり示そうと心がけました。

また来た当初は、「最低伝わる英語ができればいい」などと思ってましたが、色んな国の友達、カフェのネイティブ達の知り合いができていく度、色んな話を対等にしてみたかったという思いが、発音・リズムの面での自分の英語力を高めました。とかく、英語は国際交流の上ではコミュニケーションの"パスポート"であると感じました。

物の見方が変わったことといえば、歳のことを気にせず幅広い年代と交流できたことは自分の視野を広めました。それはやはり英語を話していたということが大きく関係していると思います。やはり英語という言語には気軽さという長所があると思います。実際英語を話すことは自分の留学中の積極性を高めました。その中で様々な意見を聞ける態度をつくることもできました。よって、人それぞれの尊敬できる部分、本質が見極めやすく、日本にいたときよりコミュニケーションすることが楽しくなっていました。帰って来て日本語を話す今でもそれは感じています。

最後に、帰る間際になってビクトリアの友達から自分の1年間留学中の印象を聞く機会がありました。その友達にとって自分のいつも外交的でいつも何かに挑戦している姿が印象的だったようです。それを見てその友達も頑張ろうと思えたということを聞き、何かしら自分も影響を及ぼせる人間になれたのだなあと感慨深いものがありました。留学生活が意義あるものだったと思えた一つの瞬間でした。

留学中たくさん悩みました。それでも挑戦し続ければ何か見えてくるということを思いながら生活していました。というのも話は逸れるかもしれませんが、留学中先輩のお勧めもありSteve Jobsに興味を持ちました。iPod に彼のスピ?チを入れ毎朝のように聞いていたのですが、その中のKeep looking, Don't settleという言葉に強く背中を押されました。

ということで、悩んでるなら挑戦し続けましょう。そうすれば何かが見つかるはずです。

日本に帰って今一度気づいたのですが、自分の留学に関して盛岡大学、両親、ビクトリア、日本の友達など…たくさんの人たちのお世話になりました。この場を借りて感謝の意を示したいと思います。これから日本での新しい生活が始まりますが、留学で培った自信を胸に、自分がどこまでいけるかとても楽しみな新たな一年になりそうです。一年間ありがとうございました。

写真も合わせてご覧ください。時系列形式でどうぞ!変わった旅行の写真も掲載します!

(大学ではお気軽にどうぞ!話しましょう!)


12月。ホストファミリーの家族とアットホームなクリスマスを過ごしました。家族全員集合!

ビクトリアの名所の一つ、Empress Hotelの巨大クリスマスツリー!
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11月 多田 克成

こんにちは、多田克成です。前回のレポートからかなり月日が経ってしまいましたが、その間の印象に残っている出来事と現在について報告したいと思います。

まだまだ快晴の日々が続いていた7月、ビクトリアの北に位置するシドニーからフェリーに乗ってソルトスプリングアイランドに行ってきました。毎週土曜に開かれるサタデーマーケットは、絵画や陶芸、クラフトなどの工芸品が有名で、小さな島にも関わらず多くの観光客が訪れていました。また、前回予告したとおり、バンクーバーでCanadian National Kendo Championshipsに出場してきました。他にも、カナダの剣道100周年式典や剣道合宿などにも参加し、剣道をしていたからこそ出会えた友達は、ここカナダにおいても少なくないです。しかし、カナダの剣道人口は諸外国に比べれば少ないのが現状であり、ひとりの日本人としてカナダの剣道の普及のためにも、ますます剣道仲間を増やしたいと思っています。

8月には、ESLのレベルが上がったため、Lansdowneキャンパスに近いホストファミリーに移動しました。新しい家族の構成は、カモーソン大学で働いているエンジニアでユニークなお父さん、新聞記者でやさしいお母さん、そして9歳の元気で活発な男の子の3人家族です。そして、クロアチアの出身です。時間があるときには、ホストファミリーと過ごすことが多く充実しています。特にもパークスビルにキャンプに行ったことは、ホストファミリーとの最初の思い出です。週末には、ガーデニングの手伝いをしたり、一緒に映画を観に行ったりします。また、家に帰れば、ホストの子どもとスケボーやホッケーなどをして遊び、ホストの子どもが英語の先生になります。そう考えると、私は絶えず英語を勉強する環境にいることを認識します。

しかしながら、耳を澄ますと家の中で英語以外の言語が聞こえてくることもあります。それは、クロアチア語です。そのときは、何を言っているのか全くわからなかったのですが、ふと思う事がありました。カナダが、移民の受け入れを推進している国のひとつであることは、カナダに来てすぐに悟った事実ではありましたが、それ以来考えていた「それではカナダとはなにか」という問いに答えが出た気がしたのです。

今日、世界の国々で共存共生が謳われている中、カナダは多文化共生の面において先を行く存在だということです。つまり、カナダは、異なるバックグランドを持った人々が共存共生を成し遂げるための役割を担っている国だと考えます。カナダに来る前、クロアチア人の家にホームステイするなんて想像もしなかったです。それでも、私は何不自由なく生活を共にし、不思議に思うこともないです。なぜなら、ここカナダでは、もはや多くの民族が存在することは珍しくないからです。現在、多種多様の移民により多少の民族問題を抱えているものの、広大な美しい自然の中で、すでに人々が平和的な共存共生を実現させているのは事実だと思います。そして、今後ますます共存共生が推進されたとき、「カナダはどうなるのか」と次なる疑問に思考を巡らします。

夏休みに入った8月の下旬、友達とシアトルに3泊4日の旅行をして来ました。インナーハーバーからフェリーに乗って、3時間ほどでアメリカに着いてしまいます。今回の一番のお目当ては、なんと言ってもシアトルマリナーズのイチロー選手を見ることでした。野球観戦が初めての私にとっては、イチロー選手の大活躍も去ることながら、逆転勝ちした後の球場の盛り上がりと興奮は、シアトルでの忘れられない夜となりました。その他には、シアトルの街を一望できるスペースニードル、スターバックス第1号店、魚を投げる店があることで有名なパイクプレイスマーケットなどなど、多くの場所に足を運びました。

日が短くなってきたのを感じた9月。短かった夏休みも終わり、授業は始まりました。今私が取っているクラスは、前セメスターと同じ科目ですがレベルが上がったクラスで勉強しています。前セメスターとは異なる教室で、初めての先生に、新しいクラスメート。やはり最初は少なからず緊張があったものの、今では授業も程よい緊張も楽しむ余裕があることを実感します。また、授業で行うプレゼンテーションなどでも、臆することなく、楽しさを見出しながらやれていると思います。私の場合、どこからか湧いてくる緊張に打ち勝つ自信と、未知・未経験なものに対する好奇心が、いつでも私の行動の大半を決めていると日々の生活から感じます。

その自信と好奇心が最も大きく私を動かしたのは、一人旅でした。9月の下旬、私の背中より大きいバックパック背負って、首にカメラをぶら下げ、トロント、モントリオール、ケベック・シティ、そしてナイアガラの滝に5泊6日で旅をして来ました。本来であれば、8月の夏休み中に行く予定だった一人旅ですが、エアーカナダのストライキ騒動により、1ヶ月遅れて出発しました。それでも、空港に一晩泊まったり、帰りの便に乗れなかったりなど、全てがうまくいった訳ではありました。他にも、旅先で困ったことは多々ありました。

しかし、一人旅でハプニングやスリルは付きもので、むしろ私はそれが一人旅の醍醐味だと思います。どんな時でも前向きに考え、いかに楽しむことが出来るかで旅がガラリと変わるからです。そして、予期せぬ出来事が起こった時にこそ信じられるのは自分で、頼りになるのは好奇心でした。もちろん、困った時に周りの人の協力を得て困難を乗り越えられたのは事実ですが、自分が怯むことなく行動しなければ一人旅はただの嫌な思い出でしかなかったです。しかし、今になってみれば、道中起こったハプニングやスリルは旅を旅らしくさせる材料であって、どれだけ旅が充実していたか思い出させてくれます。そう言った意味では、ハプニングもスリルも含めて全て楽しむことが出来れば、最高の一人旅になるのではないでしょうか。少なくとも、私は最高の一人旅だったと信じています。

ちなみに、私が訪れた場所については、写真でいくつか紹介したいと思いますので、そちらを見ていただきたいです。

最後に、先日midterm testがようやく終わりましたが、すでに今セメスターの折り返しにいることを自覚します。そして、朝晩が寒くなってきた最近は、気付けば紅葉がきれいな季節になりました。時間の経過ははやいようですが、時間に置いてかれることのないよう、それに見あうくらいの経験をこれからも積んでいきたいと思います。

以上、近況報告とします。読んで下さった皆さん、ありがとうございます。


シドニーマーケット

Mt.Douglasにて
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アイスホッケー観戦

ホストとキャンプに行ったパークスビル
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家の庭で行ったガレッジセール

Saanich Fairの遊園地
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ビクトリア・マラソンに参加したあと、ホストと公園で

シアトルの街
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マリナーズの本拠地・Safeco Fieldで野球観戦

シアトルのシーフード料理
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パイクプレイスマーケットの中にある魚を投げることで有名なお店

都市間の移動に使ったVIA Rail Canada。中は新幹線みたいです
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モントリオール・ノートルダム大聖堂。北米で一番古い教会で、世界最大級のパイプオルガンが収容されています。

セント・ジョセフ礼拝堂。北米三大巡礼地のひとつです。
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モントリオール・Botanical Gardensにある日本庭園

モントリオール・オリンピックスタジアム前にて
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ケベック州議事堂

街全体が世界遺産であるケベック・シティを背景に
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ケベック・シティのシンボルであるシャトー・フロンテナックホテルの前で

ナイアガラの滝の近くまで行くアトラクションに乗って
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スカイロンタワーの上から

アメリカ側からのナイアガラの滝
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トロント旧市役所

トロント大学
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世界一の高さを誇るCNタワー

CNタワーの上から
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10月 菊地 耕太郎

みなさん、こんにちは。菊池耕太郎です。最近はPCが壊れたり盗られたりで大変でした。それ以外の生活は充実した濃い日々を暮らしています。ということで久々にレポートを書きたいと思います。

8月中盤辺りの学期末はテストやプレゼンテーションに苦しめられていました。リーディング、ライティングに関するものは周りよりできているとすぐに感じることができましたが、まだまだプレゼンは苦手です。友達や先生の力がないと今でも大変で、日々練習を繰り返して頑張っている状態です。伝えようとする意思は忘れずいつも臨んでました。結果、レベルのスキップは狙っていたものの無事次のレベルに上がることができました。

夏休みも2週間ほどと短いながらもありました。その間は、ビクトリア内外を含め少し遠出もしました。シドニー(近場の)、シアトル、ロッキーマウンテンと色々詰めたスケジュールの中回りました。盛岡大学交換留学生だったマイクとその友達と行ったカウチンレイクも自然豊かな場所で印象深いです。夏休み中には、Peer Connectionで新しい学生を迎える空港レセプション、オリエンテーションの準備、参加もしていました。4月に来た頃と同じようなオリエンテーションを今は自分がサポ?トする側になっているというのは何だか不思議な気分でしたが、もう新しい学生としての気分ではやってられないなと感じました。実際これまで経験してきたことをパネルディスカッションで話す時など、自分も経験値を積んできているのだと感じることができました。とりあえず気合いで頑張りました。今ではそこで出会った多くの学生と友達です。負けられないなという気持ちも高まりました。

英語のクラスは9月を境に今のセメスターが始まって、一つレベルが上がりました。今はInterurbanとLandsdawnの両方のキャンパスに通っています。クラスの空気も少し変わったような感覚で難易度も上がりましたが、自分も先生の話す言葉も理解したり、自分からも質問が積極的にできたりと自分の力も上がってるので、格闘しながらも勉強は充実してると思います。最近のプレゼンテーションでは自分の町を紹介する機会がありました。やはりどこでも自分の生まれた場所について知っておく必要はありますね。

大学以外の活動では、放課後がかなり充実しています。教会での英語クラスは引き続き今セメスターも月、木継続していますし、水曜にはECC(English Conversation Club)、金曜にはJCC(Japanese Conversation Club、マイクがリーダーです!)と1週間朝から晩まで急がしく活動していると思います。

それと金曜日には今セメスターから日本語学校のアシスタントも始まりました。この日本語学校は、両親のどちらかが日本の方でその子供にビクトリアでも日本語を教えたいという目的でカモーソンの中に設けられた学校です。前年度留学生の高野翔太さんも参加していたと聞きました。今は中学生位の歳のクラスでアシスタントをしています。日本に帰ってから教職を目指したいと思っているので、ここでの教育の現場も見たいと思い参加を決意しました。アシスタントの内容としては、宿題のチェック、授業中の作業の手助けなどです。最近は生徒も自分もお互いに慣れてきたので気負わずやれています。これから続ける内、自分らしさをもう少し出していけてられたらと思います。

加えて、金曜日には韓国人の友達を交えて韓国語と日本語のLanguage Tutorの機会も作りました。最近色々な国の友達ができるにつれて英語を介さない相手の母国の言語でのコミュニケーションにも興味が出てきました。が、新しい言語を覚えるのは容易いものではなく実際、悪戦苦闘です...。それでもいい機会だとも思いますし、楽しくもできているので問題ありません。

これまで感じた英語についての雑感を述べたいと思います。

英語の進歩について述べると、自分は英語のスキルが身につくにあたって、ステップを踏んできたなと感じます。やはり最初からカナダ英語は無理でした。例えば、自分の最初にできた仲良しの友達は韓国の友達だったと思います。5月始めに授業が始まってからは、自分のクラスの時間がオリエンテーションでできた少しの知り合いと噛み合わなく、ましてや自分の英語力も曖昧で、クラスに溶け込むのが大変でした。ある時、そのクラスで韓国の友達ができました。ビクトリアには割りと長く住んでいる人でしたが、英語は聞きやすく、つたない自分の英語でも懸命に理解してくれました。その時強くこの人と喋りたい!という気持ちが芽生えて、いつも伝えることをあきらめずその人と喋り続けてました。こういう意味では、英語を話す前に会話をするという言語の前提が重要だなと実感もしました。その時の経験が今の自分の会話力を支えています。ホストファミリーとも英語は使うわけですが、喋るスピードを感じると聞き返す自分が最初何だか嫌になっていました。最初からカナダ人アメリカ人と話そうと思うと実際難しいのではないかと思います。韓国人の友達以外にも、少し話す力が早く感じる中国人やイラン人と友達が増える内、文化への関心もあいまって自分がしっかり英語のスキルが身についてきていると感じるようになりました。そんな感覚を繰り返し、カナダ人達とも臆することなく今は話せてるかなと思います。カナダは英語を訓練するのに本当に最適だと思います。

思えば日本にいた頃、自分が英語を使う世界はまだまだ狭かったのだなと今になると感じます。別に欧米=英語という訳ではなく、英語を使うとカナダ、ビクトリア以上のことを身近に興味関心をダイレクトに感じられる世界がここにはあります。英語の力をまだまだ自分は甘く見ていたようです。

前述のその韓国の友達は次のセメスターが始まる前に国に帰ってしまいましたが、様々なことを気づかせてくれたその人にとても感謝しています。また自分はステップを踏まなくてはならないのだろうと思います。

思えばもう半年も経っています。短いです。しかし今、思い返すとカナダに着たころと比べて自分の変化を感じているのも事実です。今では大分英語も聞こえる、話せる、大学の友達と色々な意見も交換し合える、英語を通じて様々な文化の話を聞ける、そう感じられる毎日が本当に楽しいです。

充実を感じると同時にこの経験を活かさなければという焦りも感じています。例えば、カナダに来てからいうもの何かと地震のことを話す機会が絶えません。最初の頃の日本の地震にお祈りを捧げる集会に参加した時、カモーソンの日本語学校でのアシスタントで地震の話に触れる時、自分が発信しなければならない、という気持ちが心に強く芽生えて岩手での経験を話してる自分がいました。あたりまえのことだと思います。それでもやはり自分は日本で、岩手で、生きていたということを強く実感しました。加えて話せば、両親から岩手の津波が起こった時の写真集が先日届いて、事実はまだ続いてるのだなと故郷について考えさせられました。ここビクトリアで力を付け、必ず地元や日本に還元したいと思います。

最後に、カナダでは10/10はThanksgiving dayでした。自分を支えてくれる全ての人に感謝します。

ビクトリアは段々と寒くなって、雨の日が多くなってきました。夏が恋しくも感じます。そんな天気に負けないよう今後も頑張ろうと思います。

それではまたレポートを書きます。

あ…写真を最後に掲載します!写真の方が理解しやすいかもしれません。読んでくれた方、ありがとうございます。


カナダデーの熱狂!インナーハーバーは赤一色に染まりました。

カウチンレイク。ここでキャンプしました!
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毎週イラン人の子供にギターを教えています!

中華料理店で鶏の足に悶える克成君
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イチローも見ました!!

Japanese Conversation Club
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6月 多田 克成

こんにちは。英語文化学科3年、多田克成です。今年4月から、カナダのカモーソン大学に交換派遣留学生として留学しています。今回、初めて近況報告させていただきます。こちらでは、私なりにカナダでの生活や出来事を率直に綴っていきたいと思います。また、今後も定期的に報告していきますので、よろしくお願いします。

日本を出発したのは4月11日、東日本大震災のちょうど1ヶ月後でした。誰もが予期せぬ地震により、出発するまでの間は留学することに対して非常に考えました。今、果たして留学すべきなのかどうか。実際には、留学のことを考える以上に困難な生活を強いられている方々の無事を祈り、刻々と変化する状況の中で身の安全を守るのが全てで、とても留学の話を前向きにする気にはなりませんでした。しかし、そんな状況下でも留学の機会を下さった盛岡大学、そして何より力強く背中押してくれた家族と友達には心から感謝しています。この気持ちを大切に過ごして行こう、これが私なりに考え抜いたすえの結論でした。

それでは、こちらでの約2ヵ月の生活の中で印象に残っている話をしたいと思います。

カナダに来て2日目、昨年度留学生の工藤翼さんに連れられさっそくビクトリア大学(以下、Uvic)で剣道をしました。こちらに来る前から剣道がしたくて防具を持ってきたとは言え、次の日から剣道をするとは思っていませんでした。以外にも外国人が多くて驚きましたが、練習が始まれば剣道を熱心に学ぶその姿に感激させられました。そして、剣道に「交剣知愛」という言葉があるように、一度剣を交えれば、たとえ国や言葉が違っても稽古後には剣道を共にする仲間として迎えられたことが嬉しかったです。また、なんとその2週間後にはバンクーバーに行って大会に出て来ました。7月には、Canadian National Kendo Championshipsに出場する予定です。日本で言う全国大会にあたる規模なので、週に3回の稽古では毎回いい汗を流しています。

そうこうしているうちに、5月に入り授業が始まりました。私のクラスは朝8時半から12時10分までの午前の授業と、火・木曜の夕方にIELTSの講座をとっています。クラスメートは、韓国、中国、タイ、カンボジア、ブラジル、メキシコ、リビア、イラン、ロシア、ルーマニアなどなど挙げきれないほど、実に様々な国から来ています。そして、すでに移民している方も多く、結婚していたり家族がいたりと年齢の幅も広いです。授業の中では、常に自分の意見を発することが求められていると思います。ディスカッションをすることが多いのですが、Yes/Noだけでは自分の意見になりません。たとえ他の人と似たようなニュアンスの意見でも、自分の言葉で発することが大切になります。最初の頃は、日常会話でさえ何を言っているのか聞き取れないし、話したくても言葉が出てこないということが多々ありましたが、大切なのはやはり言葉を発することでした。めちゃくちゃな英語でもいいから、とにかく言葉を発していくことが自分の存在を知らせることになります。また、これが一番の英語の勉強方法ではないでしょうか。そう言った意味では、Don't be shyと自分に言い聞かせながら日々奮闘しています。

課外活動の面でも充実した毎日を送っています。すでにUvic Kendo Clubに入っていることは述べましたが、Peer Connectionという学生ボランティア団体と教会のConversation Clubにも入っています。先日さっそく、障害を持った方の運動会の補助ボランティアをして来ました。正直、どのように接していいのかわからず右往左往してしまいましたが、何も深く考える必要はなかったです。ただ少し障害があるだけで私たちと何も変わらない一人の人間であり、決して異なるカテゴリーではありません。そう気付いてからは、自然に行動が出来て何よりボランティアが楽しかったです。これからも積極的に参加していくつもりです。

これまでのところ、本当に中身の濃い日々を過ごしている気がします。生活に慣れてきてからは、より体調管理に気を付けてやっていこうと思います。それにしても、今の時期のビクトリアの天気は最高です。快晴の日が多いので、芝生で昼寝は本当に気持ちがいいです。それくらい気持ちには余裕を持って、体じゅうでは色々なことを感じ経験していければなと思います。

以上で近況報告とします。読んで下さった皆さん、ありがとうございます。

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インナーハーバー
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ボランティアにて
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ここで昼寝するのが好きです
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6月 菊池 耕太郎

こんにちは!英文科4年 菊池 耕太郎です。自分の日記には書いてましたが、ここの方には初めて日記書きますね。すみませんでした。なので今回気合い入れて書きますね。(1ヶ月に一回は更新したいものですよね;) あまり文章が得意な方ではないですが、これから自分が考えたこと、感じたこと、なるべく素直に書けたらと思います。

はじめに、慌ただしく克成君と日本を出発してからそろそろ2か月という歳月が経とうとしています。出発する前に、震災の影響もあって忙しかったにしろ、もう少し色々な人たちの顔を見たり、あいさつできたら、ととても悔いが残っています。そして震災のことについて言えば、本当はできる限りボランティアもしたかったです。出発の前に話した他大学の友達の積極的なボランティアの様子や葛藤の話はとても切実なものでした。出発したのはちょうど震災から1ヶ月という時期で、留学が決まった時は嬉しくてたまらない気持ちでいっぱいでしたが、なんでこの時期にカナダ行くのか出発前になって少し考えました。しかし大学中に長期留学したいという気持ちは大学入学してから持っていた想いでもありました。よって私はこの時期に海外に行くにあたって、この留学の経験を日本に帰ってから存分に活かして力に還元したい、という気持ちで臨むことにしました。それで力をつけてからまた自国のことを見つめたいと思います。世界を見ることは逃避ではない、ということを強く意識したいです。この1年間、別れを告げた大学で頑張ってる同級生や後輩達に負けないよう有意義な経験としたいです。

さて、ここまで自分が今まで経験した海外滞在を軽く更新し続けている訳ですがとても日々の過ぎるスピードが信じられません。まだまだチャレンジの日々が続いています。

ざっとここ2か月について話しましょう。

4月

まず、ちょっとは早めにヴィクトリアには着いてしまいましたね。

3年前に来た時はフェリーでしたが、今回は飛行機でヴィクトリアまで乗り継いできました。成田でパソコン開くまでお互いの顔を知らない同士だったので不安でしたが、名前の札をホストファミリーの方が持っていてくれたのですぐに出会えました。アイスホッケー大好きOultonファミリーが私のホストファミリーです。もうすでに巣立った子供達が多く、12歳の娘がいる家庭でした。バンクーバーチームの時の盛り上がりは半端ではないです。ビクトリアのチームのホッケーの試合にも連れてってもらいましたが、カナダではもう何でもお祭りになりますね。生徒の受け入れも初めてだそうですが、前から自分がいたかのように接してくれます。壁を感じなくてとても過ごしやすい生活を送れています。今まで経験したホストよりアットホームなところが気に入っています。ともかく暖かい家庭に恵まれてとても幸せ者です。

この頃はまだ授業も始まらなく、ホストファミリーと過ごしたり、色々ダウンタウンなど探索して結構ゆったりしてました。その頃バスの仕組みが分からず、同じ券を一日中使い回してキセル乗車をしていて大分経ったある日にバスのドライバーに"No!"と言われるまで気づかなかったことを未だに鮮明に覚えています。(今はもうしていませんよ!) そうです、$2.50で日に何度も使えるはずがないんです…それから4月の末位にプレイスメントテストを受けました。克成君とテストを受けましたが、レベルがどちらも同じという結果に。危うく一緒のクラスになりそうだったので(笑)午前と午後で別れることにしました。仲が悪い訳じゃありません!それからオリエンテーションを受けて新しく入るESLの仲間とも出会いました。その頃に出会ったほとんどが今でも良い勉強仲間であり遊び仲間です。

4/27はイースターがありました。キリストの復活祭ということでこの日は祝日でした。子供達はチョコレートもらえるのですが、自分もホッケー型のチョコレートもらいましたよ!ホストの娘のマディと一緒に卵にペイントしたりもしました。あとは、自分はキリスト教徒ではないですが、教徒でなくてもOKということで、ダウンタウンの教会に行ってセレモニーも見てきました。とても厳かな雰囲気にどこか圧倒されそうでしたが、音楽が心地よく胸に響き良いものでした。夕食は離れ離れの家族が家に集まって皆で食べました。おばあちゃん、息子、娘家族 (すごい人数!) が1つの食卓を囲んで食べました。自分は宗教に関してあまり肯定的ではない方ですが、こうゆう姿のために宗教があるのなら良いなと思いました。

5月

5/7から授業が本格的に始まりました。自分は午前中のクラスはなく、午後だけのクラスを取ってます。Reading & Writing, Listening & SpeakingのESLクラスと合わせて、火、木曜の夜にはIELTsのクラスも取りました。金曜日は休みです。クラスは、中国人筆頭に、韓国人やサウジアラビア人、ペルー、チュニジアなど様々な人が入り混じっています。結構移民の方もいることに驚いています。会話はもうネイティブとあんまり変わらないのに、何でESL取ってるの?って思う人がたくさんいます。Reading & Writingはまだついていけてる気もしますが、Listening & Speakingでは聞こえないし話せないし本当に歯が立ちません。日本にいた頃やホストファミリーと話したりするのには「思ったより英語話せるじゃん」と思い上がってましたが、授業の、例えばディスカッションになるとまだまだ勝てないな、って思います。それはもしかしたら英語ができないというだけではないのかもしれない、ということも考えました。やっぱり思いがあってこその英語です。出し惜しみはダメですね。英語がただの道具であることを実感します。最近は教会の英語学習会にも参加して、もっと英語を話す力を伸ばそうと努力してます。もう「今日は静かだったね」なんてクラスメートから言われないよう存在感バリバリ出していきたいです。ともかく、今は"日本語から考える英語"から"英語から考える英語"に悪戦苦闘中です。

17日はPeer connectionのSocial Nightに参加しました。Peer connectionは学生によるボランティアサークルです。この日は歓迎会のような催しでした。ここで私はギターを弾かせてもらう機会をいただき、つたないギター弾き語りを披露しました。日本語の曲はともかく英語の曲で歌うにはまだまだ恥ずかしいですね。会場にいた皆さん、拍手していただきありがとうございました。サークルは毎週月曜に活動を行っているようです。先輩たちからもこのサークルのことをよく聞いていました。得られるものが多くありそうなので、これからできるだけ参加したいと思っています。

5/24はビクトリアデーで祝日でした。言うまでもありませんが、ビクトリア女王の誕生日ですね。克成君を含めた友達でパレードを見に行きました。色んな学校を始め、消防や警察、軍隊、郵便さらに牛乳屋など色んな団体や国が参加してました。もうダウンタウンとその周辺のお祭り騒ぎぶりが面白かったです。ただ、日本のが見られなくて残念でした。それでも、祭りというのは普段は離れ離れの人々でも一体になって繋がれる良い場所だと思います。特に色んな人種が溢れるカナダでは大事なことなのかなと感じました。

そうして、やっと現在になりますね。新鮮な日々が続いています。来セメスターからはこないだ運動会のお手伝いで参加した日本語学校のアシスタントもできることに決まりました。3年前に来た時のまた1年間留学で帰ってくる!という気持ちが実現できて本当に嬉しいです。どちらかというと自分はスロースターターな人間だと思いますが、自分の可能性がどれだけ広げられるか、日々アンテナ全開でチャレンジしていこうと思います。

最後に、長くてつたない文章を読んでくださりありがとうございます。(これからこんな詰まった文章にならないよう定期的に日記挙げます!)


ホストのOultonファミリー
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いつもの朝食
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味噌汁を作って初体験してもらいました

ホストの娘のMaddie!
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