カモーソン大学との交流

2015年度の記録

盛岡大学・盛岡大学短期大学部とカナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリア市にあるカモーソンカレッジとは1987年9月に学校法人盛岡大学(当時生活学園)が姉妹校協定を締結して以来、様々な交流を続けてきました。その中のひとつの事業が盛岡大学における交換派遣留学生制度です。この制度に則り、これまで大勢の両大学の学生がそれぞれの地で学び、生活してきました。

     

英語文化学科 3年 今野 結
留学レポート

昨年4月より姉妹校であるカモーソン大学での留学が始まり、今月で早くも9か月の月日が経とうとしています。家族、友人、そして盛岡大学の心強いサポートのおかげで、充実した日々を過ごせていること、本当に幸せに思います。

留学生活が始まる前、英語環境での生活に対し、不安に思うことがたくさんありました。カナダ、ビクトリアでの生活が始まった当初、やはり戸惑うこと、自信をなくしてしまうことがたくさんあったように思います。当初は、他人と自分の英語力の差に落ち込み、自信を無くし、間違うことを恐れて英語を話すことが億劫だったのを覚えています。カモーソン大学には、世界中様々な国から英語を学びに来ている人がたくさんいます。そういった人たちと過ごす中で学んだことは、間違うことで学ぶことがたくさんあることです。日本で生活をしていた頃は自分自身でも気づいていなかったのですが、何かをする時、失敗を恐れて挑戦しないことが多かったのではないかと思います。英語を学習することを通して、間違う勇気を持つことを学び、英語学習だけではなく、何に対しても積極的に挑戦していこうという姿勢が身についたと感じています。今では、何をするにもワクワクした気持ちで臨むことができ、英語を話すことはもちろん、新しいことに挑戦することが大好きで仕方ありません。

私は20年間日本から出たことがありませんでした。ビクトリアでの生活が始まる前、初めての海外、異文化での生活に対して、期待と不安が入り混じっていたことをよく覚えています。違う国、違う文化の人たちとの生活が始まり、私は今まで本当に世界のことを知らなかった、すごく狭い世界で生きていたのだと感じました。様々な文化や宗教の人と話す度に、新しいことに気づかされます。もちろん自分の考え方が180度変わることはありませんが、考え方の幅が確実に広がったことを感じます。正直、日本で生活していた頃は、はっきりと自己主張をできる自由な文化という漠然としたイメージから“外国人”に対する憧れがすごく強かったです。私のような人が日本人には割と多いのではないかと思います。私が海外で生活する中で感じることは、日本人、日本文化、そして日本という国の素晴らしさです。この9ヶ月間で、日本の文化、そして日本人が好きという人にたくさん出会いました。そんな国に生まれたことをすごく誇りに思うようになりました。ビクトリアでの生活を経験しなければ絶対に気づくことのできなかったことだと思います。

留学生活が始まる前はあんなに長いと思っていた1年間の留学生活も、残り4ヶ月を切りました。改めて、いつも支えてくれている家族、友人に感謝しながら、盛岡大学の交換留学生として恥じることのないよう、一日一日を大切にしながら、残りの生活をより充実したものにしていけるよう、頑張っていきたいと思います。



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英語文化学科 3年 鈴木 菜
留学レポート

私がビクトリアに来てから八ヶ月が経ちました。時間が進むのは本当に早く、まだまだあると思っていた時間はあっという間に残り四ヶ月を切ってしまいました。この八ヶ月間の間で自分が経験し学んだことは数え切れないほどあり、そのどれもが自分を人間として成長させてくれたと信じています。

ビクトリアに来て最初の四ヶ月間は、ホームステイをして過ごしました。私のホームステイ先はインド人の一家でした。食事などの面で困ることがあったらどうしようなどと考えていましたが、その不安をよそに彼らは本当に温かく私を迎えてくれて、本当の家族のように接してくれました。初日、まだまだ新しい環境に不安を持っていた私に、ここはあなたの新しい家よ、あなたは私たちの新しい娘よ、と言ってくれたホストマザーの言葉、私が携帯ばかり触っていると、本当の父親のように注意してくれたホストファザーの優しさ、休みの日に色々なところに連れて行ってもらったこと、幼い二人のホストシスターの面倒を見、短い期間でも二人の成長を感じられたこと、色々な思い出が蘇りますが、そのどれもが温かく、私のかけがえのないものになりました。

学校の授業については、やはり最初は楽しいだけではありませんでした。同じレベルのクラスにいるはずのクラスメイト達が自分よりも流暢に英語を話すのを見て自分に自信を無くしてしまったり、間違った英語を使うことを恐れ、そのせいで自分の言いたい事を言えないまま飲み込んでしまうこともありました。しかし、途中で気づいたことがありました。自分よりも上手く英語を話していると思っていたクラスメイトたちの英語も、実は間違いがたくさんあったのです。つまり彼らと私のただ一つの違いは、話そうという姿勢だと気づいたのです。それが分かってからは、前よりも間違いを気にせずに積極的に話せるようになりました。十二月までで二つのセメスターを終えたのですが、二つ目のセメスターでは、私が取っていた二つのクラス両方でトップの成績をもらうことができました。カモーソンのESLの先生方は、生徒に自信をつけさせるのが上手な方が多いように感じます。授業の中で、生徒が書いた文をクラスの例文として使ってくれたり、分からなくて質問したときにただ答えを教えるのではなくて生徒が分かると言うまで何回でも説明してくれる素晴らしい先生方のおかげで、私も自分の成長を感じたり、自信を持てるようになりました。次が最後のセメスターとなりますが、今まで以上に向上心を持ち続けながら取り組んでいきたいと思います。

最近になって、自分が日本に帰った後のことをしょっちゅう考えている気がします。日本には沢山の大事な人達がいて、日本食もとても恋しいですが、正直なところ帰りたくないという思いが強いです。文化の違いに触れ、日本は良い国だと再確認することも多々ありましたが、それと同時にカナダという国が大好きになりました。残り少ないカナダでの生活になりますが、一日一日を大切にして、周りの人たち、そして今いる自分の環境への感謝を忘れることなく過ごしていきたいと思います。

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