カモーソン大学との交流

2017年度の記録

盛岡大学・盛岡大学短期大学部とカナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリア市にあるカモーソンカレッジとは1987年9月に学校法人盛岡大学(当時生活学園)が姉妹校協定を締結して以来、様々な交流を続けてきました。その中のひとつの事業が盛岡大学における交換派遣留学生制度です。この制度に則り、これまで大勢の両大学の学生がそれぞれの地で学び、生活してきました。

     

英語文化学科 3年 齋藤 龍之介
留学レポート

ビクトリアに来て、早9ヶ月がたちました。充実した日々を過ごしていると時間が過ぎるのが早いもので、あっという間に帰る時期が目前に迫っています。この留学の期間で私は、様々な貴重な体験をしました。

まずは日常生活です。もともと私は、旅をするのが好きで、日本国外に出るというのは今回が初めてではなかったので、生活に慣れるのはあまり苦ではありませんでした。私の住んでいる家は学校から5キロほど離れたところにありますが、ビクトリアの自然を感じたくて、晴れの日にはホストファミリーから自転車を借りて通学をしていました。休日はホストファミリーが様々な場所に案内してくれたり、クラスメイトとダウンタウンで食事をしたりするなどして過ごしました。休日に友人とビリヤードをするのも私の楽しみの1つです。長期休暇などを利用して様々な場所を旅行したのも思い出に残っています。特に印象深かったのは友人たちと夏休みにバンクーバーアイランドを旅したことです。ビクトリアを含むバンクーバーアイランドは本当に自然豊かでそこで見た景色は圧倒されるものがあり一生の思い出に残るものとなりました。

続いて学校生活についてです。私は現在3期目のセメスターを受講しています。日本にいた頃は英語を得意としていた私ですが、ビクトリアに来た当初は周りのクラスメイトの英語能力の高さや授業内容の難易度に焦りと不安を抱える毎日でした。特に難しかったのはスピーキングのクラスです。こちらでは生徒参加型で授業が進んでいき授業の中で自分の意見を元に他の生徒とディスカッションする機会が必ずあるのですが、自分の意見を英語で伝え会話を続けるのが難しく自信を失うこともありました。

英語が出来ないことに悔しさを感じ始めてから私が始めたことは毎日英語を聞くことです。洋楽を常に聞いたり暇があれば洋画を見るなど、より英語を身近に感じるようにしました。また間違いを恐れることなく自信を持って英語を話すことも大事だと気付き授業でも積極的に発言するようにしました。今思えばあの悔しい思いが私を成長させてくれたのかもしれません。

2期目は大学でgeography、そして現在はpsychology、スペイン語を受講しています。これらは現地の大学生のために開講されている授業のため、よりハイレベルの英語力が必要とされます。さらに専門用語も多いため授業内容を理解するのに毎日一苦労です。しかし現地の大学生と交流できるいい機会でもあり実際私もたくさんの現地の大学生と友達になることができ、今では彼らの存在が私を鼓舞してくれ、やる気を引き立ててくれるものとなっています。

こちらに来るまでは長いと思っていた1年の交換留学も残すところあと2ヶ月となりました。限られた時間を有効に使い更に自分の英語能力を向上できるよう、また色々なことにチャレンジしながら残りの日々を大切に生活したいです。

2018.1



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英語文化学科 3年 佐々木 芙美
留学レポート

盛岡大学の交換留学生としてカモーソン大学での留学が始まり、10か月が経とうとしています。最終セメスターも始まり、残された時間の短さに驚きつつも充実した生活を送っています。長期留学という貴重な体験をできているのは、家族や友人、そして盛岡大学のサポートのお陰にほかならず、感謝の気持ちでいっぱいです。

去年の4月、こちらに到着したばかりのころは20年間日本から出たことがなかったこともあり正直なところ不安でした。今となっては非日常がすっかり日常となり、日々の生活の中で見つかる疑問点を解決し、自分の弱点を克服するためもっとこちらで勉強したいという思いが強いです。

さて大学についてですが、クラスにはいろんな人がいます。アジア出身の同年代の学生にはやはり親近感が湧きますし、私の母と同年代の移民してきたクラスメイトにも出会いました。互いに助け合いながら課題に取り組んでいると、留学しなければ出会わなかっただろう人たちとこんなにも協力しているんだなとふと不思議な気分になります。文化の違いやコミュニケーションについて学ぶのは学校外の活動のことが多いように思います。1日の授業は2つか3つですから午前か午後は好きなことができます。教会に行ったり、ボランティアをしたりワークショップやクラブに参加したりし、そういうときに戸惑ったり学んだりして見えてくるものがありました。

とはいっても、もちろん大学での授業で学ぶことも多いです。授業は先生の個性が目立つものが多く、何に重きを置くかは様々です。今の先生は語彙というものをとても大切にされる方で、たとえば「英語の成り立ちから考えられる効率的な語彙力の増やし方」が授業初日の内容でした。品詞に興味がありつつも苦手意識の強かった私にとって相性がいいです。また毎日の授業そのものが日本とは一味違った、もしくは最新の教育法を実体験できる場でもあります。私は英語科の教員を志しているので大変勉強になります。加えて、最近は場の雰囲気というものについて考えることがあります。先に書いたようにいずれのクラスにも様々な人がいて、とても意欲的な人も驚くほど消極的な人もいます。授業で大切なことは全体的に積極的な発言が多く、積極的な姿勢で臨んでいるということだと思います。場の雰囲気は質問や発言のしやすさ、ひいては勉強のしやすさに関係します。そういった環境をどうにかして整えるのかが教員の仕事の1つだと思うようになりました。ESL(※English as a Second Language 英語を母語としない人々のための英語)のクラスで多くの先生の授業を受け、比較することができたからこういった考えが持てたに違いありません。英語についての知識以外にも学ぶことがとても多く、結果として自分の視野の幅を広げることができたかと思います。

視野が広がるということは周りだけでなく自身を振り返ることもできるようになることではないでしょうか。ところで私には読みもしない本を買ってしまうという悪癖があります。気になる背表紙を見るとぱらぱらとめくりつい財布の紐が緩んでしまいます。古本屋もたくさんあって、ダウンタウンの中に埋もれるように小さな、けれど雰囲気のある店舗をたくさん見つけました。こちらの書店に並ぶ本ときたら装丁は日本のものとはまた違って洒落ているし、表紙を開けば英文がずらっと並んでいてかっこいいので未読のタワーがどんどん積みあがります。残り2か月、どうにか消化していくのも1つの課題です。

最後に改めて、留学前からサポートしてくださった学生部の方々や先生方、そしていつも支えてくれている家族に心から感謝します。帰国後、留学中に得た知識や経験を十分に活かすべく、残された時間を無駄にせずにより一層励みたいと思います。

2018.1



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