カモーソン大学との交流

2018年度の記録

盛岡大学・盛岡大学短期大学部とカナダのブリティッシュコロンビア州ビクトリア市にあるカモーソンカレッジとは1987年9月に学校法人盛岡大学(当時生活学園)が姉妹校協定を締結して以来、様々な交流を続けてきました。その中のひとつの事業が盛岡大学における交換派遣留学生制度です。この制度に則り、これまで大勢の両大学の学生がそれぞれの地で学び、生活してきました。

     

英語文化学科 3年 松山 由樹
留学レポート

ビクトリアに来て9ヶ月が経ちました。長く感じた留学生活も終わりに近づき、少し寂しく感じます。日本を出発した頃を振り返ると、1人で海外に来ること自体初めてだったので期待よりも不安をより感じていたのを思い出します。今ではこちらでの生活も楽しみながら送ることが出来ています。

まず、学校生活についてです。授業では毎回多くの課題が出ます。また、プレゼンテーションやグループディスカッション、エッセイライティングなど今まで多く経験してこなかったものばかりで、慣れるまで抵抗がありました。特にディスカッションのときは、話についていくのに必死で自分の考えをうまく言葉に出来なかったり、クラスメイトの英語力に圧倒されたりで何度も落ち込みました。クラスメイトは私と同じく英語を第二言語として学んでいるのでアジア圏から来ている人が多く年齢も様々でした。ここで私は、クラスメイトの人たちの、間違いを恐れずに思ったことをその人なりの表現で頑張って発言しようとする姿勢に気付きました。それまで自分の発言と英語に自信が無く戸惑っていた私に良い刺激を与えてくれました。そこから私も彼らを見習って、積極的に授業に参加する姿勢を意識し始めました。進歩は決してすぐ現われるわけではないので、ゆっくり一歩ずつ進むことが大事だと何度も自分に言い聞かせながら授業に臨むようにもなりました。1つのセメスターを終え、次のセメスターに入るとクラスのレベルが上がり、もちろん授業の内容や課題なども難しくなるので、自主学習もより大切になります。現在3つ目のセメスターを受けているのですが、自主学習の重要性を今まで以上に実感しているので、授業の後は大学内の図書館や自分の集中できる良い場所を見つけて、復習や課題に取り組んでいます。

次に、学校以外での生活についてです。普段は一日中授業があるわけではないので自由な時間が結構あります。その時間を使って、テレビ番組や映画鑑賞をどれくらい理解できるか力試しも兼ねて楽しんだり、会話の練習のためにネイティブと交流出来るようなコミュニティにも参加することがあります。また、ビクトリアは広い公園や綺麗な海辺が身近にある自然豊かな所なので、息抜きとして良い景色を見ながら散歩するのも好きな時間のひとつでもあります。休日や祝日には友達と一緒に出かけて食事をしたり、シアトルやバンクーバーまで旅行に行ったこともありました。ビクトリアを離れ他の町を見ることで、同じ英語圏でも文化や人柄の違いがあるという新たな発見を得ることが出来、良い体験だったと思います。

最後に、これまでの留学生活を通して今感じていることは「成長」です。もちろん英語はカナダに来た当初よりも伸びてきていると思います。そして、一番成長を感じるのは自分の内面です。留学する前の私は、出来ない自分を責めたり、新しいものに挑戦するのをためらうなど、どこか後ろ向きな部分がありました。しかしこの数ヶ月間、様々な文化や人との関わりを通して色々な考え方を学び、前向きに物事を捉えるようになってきているのを感じます。このような貴重な経験をさせて頂いてることに感謝をしながら、残りの日々も様々なことを吸収し、存分に楽しみたいと思います。

2019.2



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児童教育学科 3年 山田 美佳
留学レポート

たくさんの期待や憧れと共に入国した10カ月前。決して一年は長くはないと自覚していながらも、毎日が新しい発見や出会い、驚きで溢れ、自分でも信じられないほどあっという間に時間が過ぎていきました。

私のカナダ生活を大きく変えたのは、留学して5カ月目の9月のことでした。カモーソン大学のバレーボール部のトライアウトを受け、今シーズンともにプレーさせてもらえることになりました。初めのころは仲間の会話が聞き取れず、話すこともできず、悔しさと失望の毎日でした。ただ話をしたいだけなのに、自分の思いを伝えたいだけなのに、状況が理解できても言葉で仲間を励ましたりすることが難しく、ただそこにいることしかできない自分に苛立ちさえ覚えました。しかし、「このチームに自分の言葉で気持ちを伝えたい。」「他のメンバーがなにを考えているのか知りたい。」という思いが私を大きく成長させました。もちろん試合の指示やメンタルトレーニングなどすべて英語で、本当に自分が理解できているのか今でも自信がないことがあります。また、毎週末のようにバンクーバーへ試合に行かなければならず、疲労と闘いながらフェリーで課題をしたり、決して楽なことばかりではありませんでした。しかし、「わからないことがあったら何でも聞いて!」と、言葉は異なっても、同じスポーツを通して共に喜び合い助け合い、時にくだらないことで笑いあえる、こんなにも素敵な仲間と出会えたことを本当に幸せに思います。

私がこの10カ月間カナダで学んだ一番大きなことは、個性に対する価値観の違いです。それはバレーボール部として過ごしていても、学校や日常生活でも強く感じます。多国籍社会であるカナダは街に出れば様々な国の人と出会うことができます。「みんな違って当たり前」これが私が思うカナダの一番の魅力です。話す言語や見た目、肌の色はもちろんのこと、人それぞれが持つ意見や価値観においても、一人ひとりが違う人間で当然なのだという風潮がとても魅力的で、温かくて、日本人としても学ばなければならないことだと思います。しかし同時に、日本人の謙虚さや勤勉さはどこの国の人からも尊敬され、日本人としてこのような印象を築いてきた人たちを誇りに思い、私もそれに恥じないよう生きていかなければと思わせられました。

私はカナダという国が、ビクトリアという地域が大好きになりました。自然豊かで美しい景色が日常に溢れ、人々も温かくとてもフレンドリーで、何万とある地域のなかからこのビクトリアで過ごせたことをとても幸せに思います。

この留学を通して数えきれないほど多くの方に支援していただきました。特に盛岡大学やその先生方がバレーボールを通して築いてきたビクトリアやカモーソン大学との関係は本当に素晴らしいもので、そのおかげでたくさんの方に出会う機会を頂き、貴重な経験を得ることができました。私も教育者を目指す一員として、与えていただいた支援に感謝し、未来の子供たちに繋いでいけたらと強く感じます。

2019.2



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