日本文学科

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日本文学科の教育目標

日本文学科の教育目標は、「日本特有の言語・文学・文化を国際的視野に立って幅広く学び、話す・聞く・書く・読む能力を備え、課題を見出し解決することができる人材を育成する」としている。これは、日本の文学・文化を専門的に学ぶことによって、より深い日本の理解と異文化理解、さらには、今日の国際社会に対応できる高度な専門知識や能力を養おうとするものである。

本学科はこの目標に則って、従来の日本文学の体系、すなわち日本語学及び古典(古文・漢文学)をあわせて学び、並びに、明治から現代までの日本文学を学ぶことを柱としている。そのほかに、比較文学、キリスト教文学や、「日本事情」等を配し、近代文学関連科目、「児童文学」とかかわりのあった世界文学・文化との関係を多角的に考察する2つを基盤として構築している。

こうした基盤のうえに、地域に根ざした文学を研究する「東北文学、郷土文学」を置いている。これは、所謂、フィールドワークであり、文学遺跡調査を含む地域に根ざしたものである。また、地域の特性を生かした、民俗学、民俗芸能学は、日本文化、日本の思想、日本の歴史と文化の在り方を総合的に明らかにしようとするものである。これらは、本学科独自の特色あるカリキュラム編成を目指して加えられている。

さらに、外国人に日本語を教えるための資格に必要な授業となる、日本語教育学(日本語教員能力養成課程)は、現在の多文化社会に対応しようとする考えに基づいて日本文学科設置当時より開設されていたが、平成18年度よりその専門教員を1名配置し、本学卒業生による海外への日本語教員派遣も徐々に増えてきている。

高等学校国語科教職課程(中学校教諭一種普通免許状・高等学校教諭一種普通免許状)は、高等学校国語科教員としての専門的教育と、研究の実、国語力の一層の伸展を図りカリキュラム編成されている。これに伴い、教員採用試験のための0単位授業も各専門の教員がそれぞれ年間10コマ程度開講している。これによって、この5年間における中・高等学校への教員採用試験(国語)現役合格者は、のべ17名となっている。

なお、書道は、中学校教諭一種普通免許状(国語)を取得するための必須科目であり、単なる書写から芸術として認められつつある昨今の現況を鑑みて、高等学校教諭一種普通免許状(芸術科書道)を設け高等学校書道教員の道も開いている。

こうした多彩な教育が功を奏し、本学科卒業生は教員、公務員、銀行等のあらゆる方面で活躍している。

藤原正義学科長メッセージ

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藤原正義 「知と心の対話」 ― これは本学が掲げるキャッチフレーズであるとともに、日本文学科において授業を始めとして各種研究会や委員会活動等で学生と教員が最も心掛けて実践していることの一つです。

さて、私たちは、日本語という美しい母国語を持っています。それは現代に生きていることばであり、時代を超越して人々の心を伝える文学となり、また文化となっています。それは日本語の、ひいては日本文化の豊かさを表しているといえましょう。このように日本語は、生活に根ざす言葉として時代と共に変わってきました。古今の文学者たちは、その変化の中で一つ一つの言葉に思いを託し、それぞれ独特な表現形態を持つ作品を生み出してきたのです。この表現力豊かな日本語は、皆さん方によって更に美しく変化していくことでしょう。多くの作品を読み、研究し、また岩手に根ざす郷土文学者たちへの思いを馳せ、理解を深めたうえで、将来の日本語、日本文学、日本文化への展望を図りたいと思っています。

カリキュラムは、基礎から専門へと段階的にプログラムされています。各自の興味や将来計画に応じて、学科を越えて履修ができます。講義形式の授業から、可能な限り学生と教員の距離を感じさせないような(学生と教員の距離が近いのも本学の特徴)授業、学生の声を取り入れながら学生と教員が創り上げていく授業の工夫により、一層効果的な授業方法を展開しています。また、授業はすべて半期完結形式をとっているため、短期間で単位を修得できるのも利点といえます。

国語科の教員免許、高等学校の書道教員免許、図書館司書資格、民俗学や博物館実習等で得られる学芸員資格、外国人に日本語を教えるための日本語教員資格等の免許を取得することもできます。また、より一層専門的な研究を深めるための進学も皆さんの努力によって十分に可能です。自分の目標や将来を想定したうえで、意欲的に幅広い履修と、主体的、系統的な履修を試みましょう。自ら課題を見出し、考え、調べる、それが日本文学科の学生となる人へのメッセージです。

日本文学科では、世界的視野から日本文学、日本文化を研究します。伝統的な国文学科の土壌に、国際的に開かれた研究・教育体系を育み、新しい時代にふさわしい日本文学科を目指しています。また、郷土が生んだ、宮澤賢治や石川啄木らの研究に取り組むことで、風土と人間のかかわり、東北文化の特性を追求します。さらに民俗学、比較文学など幅広い分野を設定して皆さんをお待ちしています。


専任教員
大石泰夫兼平栄補塩谷昌弘須藤宏明高橋俊和橋本博幸林稔藤原正義
嶺岸玲子矢野千載
図書館司書課程専任教員
小原俊一

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