盛岡大学・盛岡大学短期大学部

教育目標

  • 文化・社会・歴史の総合的な学習を通じて、
    国内外の多用な社会や文化を理解し、
    様々な課題を発見・考察・解決する力を備えた人材を育成します。

学びのフロー

  • 特定の領域にとどまらず、他学科の科目からも履修できるため、自分の興味を追いつつ、
    より研究テーマを深めていくことができます。
  • プレゼンテーションやグループディスカッションを通して実践的な能力を高めていきます。
学びのフロー

 

社会文化学科の詳しいカリキュラムはこちら

授業紹介

  • ドイツ文化

    ドイツの1848年から1955年までは「世紀転換期」といわれています。この時代には、ニーチェ、フロイト、マーラー、トーマス・マンなどの文化的巨人が輩出されました。
    授業では、思想・文学・音楽・美術などの文化状況を、時代相を通して学びます。

  • 現代文化論

    ひきこもりやニート問題の背景にあるものは。アニメや映画のストーリーから読み取れる社会的背景とは。宗教・アート・音楽などの現代文化の特質とは。
    この授業では、ポピュラー・カルチャーの領域から題材を取り上げ、文化に着目して考察していきます。

  • スポーツ文化論

    人間が創り出した文化の一つであるスポーツが、長い年月をかけてどう変化し、継承されてきたのか、歴史的背景や社会的役割にふれながら考えていきます。
    また、スポーツを取り巻く社会状勢と今日的課題を把握し、より良い解決策を探ることもねらいとしています。

学科長メッセージ

社会文化学科長 清水 晋作

社会文化学科長清水 晋作

多様な視点を身につけられる幅広い専門分野
フィールドワークでの実践的な学び

社会文化学会では、文化・社会・歴史の3つの領域から自由にカリキュラムを選択できます。現代思想、フランス文化、ドイツ文化、文化人類学、社会学、スポーツ社会学、政治学、経済学、歴史学、考古学など、高校では深く学んでいない分野に新しく興味をもつこともあるでしょう。かくいう私は、「社会学」を担当している教員ですが、大学入学時に「社会学」という領域があることも知りませんでした。皆さんも固定観念をもたずに、好奇心の向かう先にある新たな知の扉を開いてください。皆さんが興味をもつ専門領域にきっと出会えるはずです。

皆さんの関心に応えられるようなフィールドワーク、学外授業も受講できます。博物館や資料館、スポーツ施設での研修、遺跡調査、岩手県内外の地域活動、地域の歴史、地場産業、環境保全、観光など、様々なテーマのフィールドワークが展開されています。教室で学んだ課題を具体的、実践的に学ぶことができます。自分には解決できそうにない大きな社会問題も、身近な事例を学ぶことで解決の糸口が見えてくるでしょう。

地球環境、自然災害、エネルギー問題、人口減少、国際紛争など、現代社会には、解決困難で答えの見つかっていない課題が山積しています。専門知識を活かしてこれまでにない解決策をみつけることが求められています。社会文化学科の多様な専門領域を学ぶことで、実践的思考力を身につけてください。